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東京・春・音楽祭 2017

アーティスト

オレナ・トカール (ソプラノ) ウクライナ出身の有望な若手ソプラノ歌手。2006年にルガンスク音楽大学を卒業後、キエフの国立チャイコフスキー記念音楽院で学ぶ。10年にフェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学ライプツィヒでレギーナ・ヴェルナー=ディートリッヒ指導のもと、声楽を学び始めた。 ウクライナで最も高名なコンクールの一つであるキエフのボリス・グミリャ国際コンクール優勝(08年)をはじめ、数々の重要な賞を受賞している。▼続きを見るオーストリアのフェルッチョ・タリアヴィーニ国際コンクールのファイナリスト(10年)、バルセロナのフランシスコ・ヴィニャス国際声楽コンクールのファイナリスト(12年)。また同年、ライプツィヒのロルツィング声楽コンクール及び、名のあるミュンヘン国際音楽コンクールで第1位となった。 11年ザルツブルク音楽祭でヤング・シンガーズ・プロジェクトに参加し、イレアナ・コトルバシュ、クリスタ・ルートヴィヒ、ミヒャエル・シャーデ、アルフレッド・ブレンデルといった著名な演奏家のマスター・クラスを受講した。さらに、アーウィン・ゲイジ、オラフ・ベーア、ピョートル・ベチャワ、マティアス・ゲルネのワークショップも受講。13年には名高いBBCカーディフ国際声楽コンクールに参加し、ファイナリストに選ばれたうえ、13/14及び14/15シーズンのBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれた。 ライプツィヒ歌劇場のメンバーであり、《眠れる森の美女》ねむり姫、《影のない女》鷹の声、《魔笛》パミーナ、《エレクトラ》侍女5、《妖精》ツェミーナ、《テッサリアの王アドメート》アンティゴナ、《パルジファル》花の乙女1、《ナブッコ》アンナ、《ファウスト》マルグリート、《ラ・ボエーム》ムゼッタ、《ドン・パスクワーレ》ノリーナ等で出演。最近では、ドレスデンのゼンパー・オーパーで《ファウスト》マルグリートを歌った他、《ラ・ボエーム》ミミでヴェルビエ音楽祭にデビューした。 近年のコンサート活動では、フィルハーモニア管弦楽団と《ヘンゼルとグレーテル》での共演や、ウィグモア・ホールにデビュー(15年)、BBCプロムスでの《カルミナ・ブラーナ》、アルスター管弦楽団とモーツァルト《エクスルターテ・ユビラーテ》、リール国立管弦楽団やBBCフィルハーモニックとマーラー「交響曲第2番」、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団とマーラー「交響曲第4番」、BBCウェールズ交響楽団とレスピーギ《黄昏》等が挙げられる。 今シーズン以降は、ライプツィヒ歌劇場で《アラベッラ》、《トゥーランドット》、《フィガロの結婚》、《ヘンゼルとグレーテル》に出演する他、スロヴェニア、メクレンブルク、ハンガリー、オランダ等でコンサートに出演する予定。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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