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東京・春・音楽祭 2016

アーティスト

小菅 優 (ピアノ) 高度なテクニックと美しい音色、若々しい感性と深い楽曲理解で最も注目を浴びている若手ピアニストの一人。2000年にドイツ最大の音楽評論誌「フォノ・フォルム」より、ショパンの練習曲全曲録音に5つ星が与えられた。9歳より演奏活動を開始し、その足跡はヨーロッパ、米国、日本など年に40カ所以上に及ぶ。2005年ニューヨークのカーネギー・ホールで、翌2006年には、ザルツブルク音楽祭でそれぞれリサイタル・デビューを行い、大成功を収めた。▼続きを見るこれまでにドミトリエフ、デュトワ、小澤、大植、ノリントン、オラモ等の指揮でベルリン・ドイツ交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、フィンランド放送交響楽団等と共演。ザルツブルクをはじめラインガウ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン等の国際音楽祭にも出演し着実に活躍の場を広げている。2010年ザルツブルク音楽祭で、イーヴォ・ポゴレリッチの代役としてフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮カメラータ・ザルツブルクと共演し、絶賛を博した。2012年4~5月、紀尾井シンフォニエッタ東京(指揮:ティエリー・フィッシャー)のアメリカ・ツアーに参加、10~11月にはハンスイェルク・シェレンベルガー指揮カメラータ・ザルツブルクの日本ツアーに参加、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番から第27番までの全8曲を共演し、高い評価を得た。2013年2月、服部譲二指揮ウィーン室内管弦楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271《ジュノム》を共演、ウィーン・デビュー。そしてロンドンのウィグモア・ホールでリサイタルを行いロンドン・デビューを果たした。また、2010年より2015年3月まで、東京、大阪にてベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会(全8回)を行った。録音は、最新盤の「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第4巻『超越』」「モーツァルト:ピアノ 協奏曲第20番&第22番」小澤征爾指揮/水戸室内管との「メンデルスゾー ン:ピアノ協奏曲第1番 他」を含む14枚のCDをソニーより、また「リヒャルト・シュトラウス&フランツ・シュトラウス:ホルン&ピアノ作品集」(オクタヴィア・レコード)「モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド 他」(ワーナーミュージック・ジャパン)をリリースしている。第13回新日鉄音楽賞、2004年アメリカ・ワシントン賞、第8回ホテルオークラ音楽賞、第17回出光音楽賞を受賞。2014年第64回芸術選奨音楽部門 文部科学大臣新人賞受賞。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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