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東京・春・音楽祭 2016

アーティスト

豊嶋泰嗣 (ヴァイオリン) 桐朋学園女子高等学校、桐朋学園で江藤俊哉、アンジェラの両氏に師事。桐朋学園在学中よりヴァイオリン、ヴィオラ奏者としてソリスト、室内楽、コンサートマスターとして演奏活動を始める。 1986年、大学卒業と同時に弱冠22歳で新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターに就任し楽壇デビュー。その後もサイトウ・キネン・オーケストラ・ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・オーケストラ等でコンサートマスターを務め、指揮者、オーケストラ▼続きを見るからの信頼も厚い。97年からは九州交響楽団と新日本フィルハーモニー交響楽団の強い要請により両楽団のコンサートマスターを兼任するという異例の就任で注目を集めた。 ソリストとしては、88年のサントリーホールでリサイタルデビュー、その後ベルリン放送交響楽団、バシュメット&モスクワソロイスツ、ロンドン・モーツァルト管弦楽団等、国内外のオーケストラとの共演。また、91年、92年、94年のセルフ・プロデュース公演を企画するなど多才な活動をしている。 室内楽奏者としては、ハレー・ストリング・クァルテットを結成し、2000年までカザルスホールのレジデントクァルテットを務めた。その他、水戸カルテット、サントリーフェスティバルソロイスツ、ヴィルトゥオーゾ・アンサンブル・パルテノン、イシハラリリックアンサンブル、鎌倉ゾリスデン、JAYCMS、山形弦楽四重奏団等、数多くの室内楽プロジェクトに積極的に参加。そして、世界的なアーティストであるアイザック・スターン、ヨーヨー・マ、マルタ・アルゲリッチ、ピンカス・ズッカーマン、ミッシャー・マイスキー、リチャード・ストルツマン等の共演を重ねている。国内外の音楽祭にも毎年招かれ、沖縄、宮崎、倉敷、北九州、大垣、霧島、八ヶ岳、長野アスペンを始め、95、96年にはアメリカのサンタ・フェ・チェンバーミュージックフェスティヴァルに日本から唯一のアーティストとして招かれる。 2000年3月に紀尾井ホールでリサイタル、10月からは2001年10月にかけてピアノの園田高弘氏とともに「ベートヴェン ソナタリサイタル」3回シリーズを好演。2003年、「豊嶋泰嗣協奏曲の夕べ」では新日本フィルハーモニー交響楽団と共演でシュポア、ヴュータン、ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲を一夜にして行った。現在、新日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスター、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団コンサートマスター、九州交響楽団桂冠コンサートマスター。アルティ弦楽四重奏団のメンバーとしても活躍している。91年村松賞、第1回出光音楽賞、92年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。 京都市立芸術大学准教授。1719年製 アントニオ・ストラディバリウスを使用。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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