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東京・春・音楽祭 2016

アーティスト

アレクサンダー・ロマノフスキー (ピアノ) かつてカルロ・マリア・ジュリーニに「途方もない才能」と賞賛されたアレクサンダー・ロマノフスキーは、聴く者の心を捉える音色を持つ、刺激的で個性的、かつ繊細な演奏家である。2001年、17歳でイタリアの有名なブゾーニ・コンクールで優勝し、2007年から2枚のCDをデッカからリリースしたCDは高く評価され、ニューヨーク・タイムズに「色彩と空想の天賦の才を持つ途方もないテクニシャンであるばかりでなく、繊細な音楽家にして明快な解釈者として▼続きを見る 特別」と激賞された。
1984年、ウクライナ生まれ。ロンドンの王立音楽大学でアレクセーエフに師事。ソリストとしての活動では、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管、プレトニョフ指揮 ロシア・ナショナル管弦楽団との共演が特筆される。またロイヤル・フィル、さらにイギリス室内管弦楽団とも共演している。1997年にイタリアに居を移し、ヨーロッパの主要な音楽祭に招かれる他、サンクトペテルブルグ・フィルと、ソリストとしてスピヴァコフと共にキエフ、バルト諸国、フランスのツアーに参加。また、セレブリエール指揮ロシア・ナショナル管弦楽団との共演でグラズノフの協奏曲1、2番を、またベートーヴェンのディアベッリ変奏曲をデッカで録音した。コンロン指揮シカゴ交響楽団との共演となるラヴィニア・フェスティバル、ギルバート指揮ニューヨーク・フィルハーモニックとの共演でヴェイル・ヴァレー音楽祭に出演。ミラノのヴェルディ音楽院、ローマの聖チェチーリア音楽院、アムステルダムのコンセルトヘボウでも公演を行なっている。日本での人気も高く、ノセダ指揮NHK交響楽団響、読売日本交響楽団、東京交響楽団などの主要オーケストラと共演し高い評価を得ている。 2013年より、モスクワの「若い音楽家のためのクライネフ国際ピアノ・コンクール」の芸術監督を務めている。 ▲プロフィールを閉じる

出演公演

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