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東京・春・音楽祭 2016

アーティスト

ジョセフ・ペトリック (アコーディオン) 究極の解釈者、また恐れを知らない冒険者ジョゼフ・ペトリックは、音楽とアコーディオンにとって新しい芸術の形を創造してきた。大西洋を挟んだ両大陸の主要ホールで公式にコンサート・デビューを果たした初めてのアコーディオニストであり、1992年ロンドンのセント・ジョンズ・スミス・スクエアでのヨーロッパ・デビューにおいては、メディアからも聴衆からも大いなる称賛を得た。その後、マーキン・コンサート・ホール(ニューヨーク)、▼続きを見るサウスバンク・センター(ロンドン)、ベルワルド・ホール(ストックホルム)、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター)、セイジ・オザワ・ホール(タングルウッド)等、世界の主要ホールに登場している。また、北京、モスクワ、パリ、ベルリン、エルサレム、サンフランシスコ等、遠く離れた地からも招待を受けている。 ペトリックは、ソロ、室内楽、協奏曲、また即興分野においても秀でた才能の持ち主であり、世界中の若手アコーディオン奏者たちによって現在こぞって演奏されている数々の作品を創り出してきた。230以上もの作品が彼のために書かれ、その中にはニューヨークのクーセヴィツキー財団、カナダ芸術カウンシル、オンタリオ芸術カウンシル、スウェーデンのReikskonzerter、カナダのレイドロー財団等の支援により作曲された13の協奏曲も含まれている。他にもコプロウスキ、グージョンによる協奏曲、ランツァ、イェーガー、プリチャード、ダウストによるエレクトロ・アコースティックのための作品、モゼティヒ、ハツィスによる室内楽等、様々な作品が挙げられる。アコーディオン奏者として北米、ヨーロッパでの人気は高く、ドメーヌ・フォルジェ、オタワ室内楽、トロント、バンクーバー、フューチャー・オブ・ストリング、ベルファスト、シリアン、ボーンマス等の音楽祭、ホーエネムスのシューベルティアーデ、フィリップ・コレクション・ワシントン、イスラエル・オペラ・コンサート・シリーズ、ベルリン・フィルハーモニー室内楽シリーズ等、国内外のステージに登場している。現代音楽の優れた奏者として、カナダの主要な現代音楽祭やコンサートにゲストとして招かれている。 2003年ジュノー賞・最優秀作曲部門ノミネート、08/09年Prix Opusのベスト・コンサート&レコーディング賞受賞等を誇るペトリックは、32タイトルを超える録音を残しており、トロント交響楽団と共演したコプロウスキ作曲アコーディオン協奏曲、ベリオのアコーディオン・セクエンツァ、クリストフ・プレガルディエン(テノール)と共演したシューベルト《冬の旅》等が特に高い評価を受けている。気心の知れた仲間とお気に入りのプロジェクトでツアーを続けており、17年のウィグモア・ホールを始めに、アジア、カナダ、北米、ヨーロッパ等を訪れる予定。▲プロフィールを閉じる

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