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東京・春・音楽祭 2019

アーティスト

ペーター・ザイフェルト (テノール) 故郷デュッセルドルフの音楽大学で学ぶ。ドイツ・オペラ・アム・ラインと契約を結ぶと同時に、ドイツ音楽評議会の歌曲コンクールで第1位を受賞。続いてヨーロッパ中でオペラやコンサートに客演し、テレビにも出演した。ベルリン・ドイツ・オペラでのローエングリン役が、国際的なキャリアの始まりとなる。バイエルン国立歌劇場に定期的に客演して、現在のレパートリーの重要な役どころをすべて務め、▼続きを見る 1992年にはバイエルン宮廷歌手に任命される。 レパートリーは、ドイツ・オペラ、イタリア・オペラ双方のドラマティックな役を網羅しており、これまでにコンサートやオペラで、メトロポリタン歌劇場、ロサンゼルス・オペラ、サンフランシスコ・オペラ、パリ・シャトレ座、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場、ミラノ・スカラ座、マドリードのテアトロ・レアル、ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン国立歌劇場、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場、ドレスデンのゼンパー・オーパー、ウィーン国立歌劇場、チューリヒ歌劇場、バレンシアのソフィア王妃芸術宮殿、バルセロナのリセウ大劇場、フィレンツェ五月音楽祭、ザルツブルク音楽祭といった世界中の重要な音楽の中心地に出演している。96年、シュトルツィング役で、バイロイト音楽祭にデビューした。2001/02/03/05年にはローエングリン役で同音楽祭に出演。チューリヒでは、タミーノ、パルジファル、フロレスタン、エリック、マックスを務めた。タンホイザーとトゥリッドゥは、チューリヒで役デビューした。今後の予定としては、《トリスタンとイゾルデ》(ウィーン、ミュンヘン、ニューヨーク、ブカレスト)、《オテロ》(チューリヒ、ウィーン)、《フィデリオ》(ウィーン、ミュンヘン、東京)、《ワルキューレ》《トリスタンとイゾルデ》《タンホイザー》(ベルリン・ドイツ・オペラ)、《ワルキューレ》(ザルツブルク復活祭音楽祭)、《タンホイザー》(ベルリン・ドイツ・オペラ、ロンドン)等がある。 今日主要と思われる指揮者と数多くの収録をしており、エコー・クラシック「年間最優秀歌手賞」(1996)、「グランプリ・ドゥ・ディスク」、ダニエル・バレンボイム指揮の《タンホイザー》における人物描写に対して受けたグラミー賞のような数々の賞は、彼のアーティストとしての幅広さをうかがわせる。最近の録音やDVDには、《さまよえるオランダ人》と《ワルキューレ》がある。今日、世界的に最も有名なテノールの一人であり、歌手としても演技者としても、聴衆から熱狂的に支持され、国際的な批評からも絶賛されている。ウィーン国立歌劇場とベルリン・ドイツ・オペラの宮廷歌手に任命されている。 ▲プロフィールを閉じる

出演公演

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