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東京・春・音楽祭 2018

アーティスト

辻本 玲 (チェロ) 1982年生まれ。7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。 2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。 07年度青山音楽賞新人賞受賞。 06年、07年、ヴァイオリニスト五嶋みどり氏が主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。みどり氏より「彼の演奏は、その音色が自然体でのびのびしており、▼続きを見る音楽の大切な要素であるLOVEが伝わってきます。これは、彼のパーソナリティそのものであり、それを伝達する技術を彼が持ち合わせているというほかありません」と賞賛された。 ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウスアカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学し卒業。 09年7月、サントリーホールにおいてチャイコフスキーの《ロココの主題による変奏曲》を演奏(秋山和慶指揮/東京交響楽団)。8月、Rendontres de Violoncelle de Belaye 2009(フランス)に招待された。12月、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。(その模様はNHK-BSにてドキュメンタリー番組「チェロ・エスプレッシーボ!~国際コンクールに懸ける青春~」としてオンエアされた) 10年、8月、Fondazione Accademia Musicale Chigianaにおいて、アントニオ・メネセス、サルヴァトーレ・アッカルド等と共演。11月NHK-FM「気ままにクラシック」にゲスト出演。 11年3月から京都コンサートホールを皮切りに札幌コンサートホールkitara、名古屋宗次ホール、兵庫県立芸術文化センター、東京サントリーホールでリサイタル・ツアーを実施。 12年2月、大阪ザ・シンフォニーホールにてドヴォルザーク《チェロ協奏曲》を演奏(山下一史指揮・日本センチュリー交響楽団)、名古屋・宗次ホールと東京・白寿ホールにてリサイタルを開催。 13年7月名古屋宗次ホール、兵庫県立芸術文化センター、8月東京トッパンホールにてリサイタルを開催。10月には「第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。 毎年夏にはサイトウ・キネン・オーケストラやアルカス佐世保のレジデンス・カルテットの一員として活動するほか、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」や「及川浩治トリオBee」「堀米ゆず子室内楽シリーズ」へも参加するなど実力派として注目を集め、15年6月からは日本フィルハーモニー交響楽団「ソロ・チェロ奏者」に就任するなど、今後の活躍が期待されている。 これまでに、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、関西フィルハ-モニ-管弦楽団、日本センチュリー交響楽団等と共演。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。 使用楽器は、NPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを貸与されている。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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