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東京・春・音楽祭 2017

アーティスト

小川里美 (ソプラノ) 東京音楽大学音楽学部音楽学科声楽演奏家コース卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。在学中に留学生特別奨学金を得てオーストリア・ザルツブルグに留学、モーツァルテウム国際サマーアカデミーにおいてM・リポヴシェク、A・ブルクシュタラーの両氏に師事しディプロマ修了。新国立劇場オペラ研修所6期生修了。2005年にメゾ・ソプラノからソプラノに声種を変更、レパートリーを広げ舞台人としての可能性を伸ばした。▼続きを見る2006年に文化庁新進芸術家海外留学制度奨学金を得てイタリア・ミラノに留学。現在はアジア・ヨーロッパで演奏活動を行ない、日本国内のみならず欧米での活躍も期待されるソプラノ歌手であり、高い音楽性と抒情的な声は国内外のマエストロから信頼されている。2009年トゥーランドット国際コンクール優勝者。 これまでにソリストとしてNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、読売日本交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団などと共演、指揮者では井上道義、広上淳一、大友直人、山田和樹、飯守泰次郎、佐渡裕、ケリー・リン・ウィルソン、アントニオ・ピロッリの各氏らと共演した。 2009年、シャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティストとして1年間定期的にリサイタルを行い注目を集めた。2010年3月には、在トルコ日本国大使館の招聘によりトルコ国内4ヶ所で演奏を行い地元メディアに多数取り上げられ、同年9月には再度招聘を受け演奏会を行なった。その他2011年1・2月には東京・京都で行なわれたマスカーニ《イリス》にタイトルロールで出演し、可憐な舞台姿と情熱的な歌唱で絶賛を受けた(東京:読売日本交響楽団、京都:京都市交響楽団)。2011年7・8月にはイタリア・トッレデルラーゴにおける第57回プッチーニ音楽祭に《トゥーランドット》のリュー役で出演、シモネッタ・プッチーニから賛辞を受けた。2012年4月にはジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場にM・デヴィーア氏のダブルキャストとしてリュー役で出演した。同年、日本ではマーラー交響曲第2番(日本フィルハーモニー交響楽団)ならびに第8番、ベートーヴェン交響曲第9番(大阪フィルハーモニー交響楽団)、《カルメン》ミカエラ役(オーケストラ・アンサンブル金沢・仙台フィルハーモニー)などに出演した。2013年三枝成彰氏の新作オペラ《KAMIKAZE》に土田知子役で出演、難役を高い完成度で歌い切り同氏の絶賛を受けた。また日生劇場50周年記念公演《フィデリオ》にレオノーレ役で出演、在カンボジア日本国大使館の招聘によりプノンペン・シェムリアップの二都市でエレクトーン伴奏によるコンサートを開催した。2014年は《こうもり》ロザリンデ役(東京芸術劇場)、《ラインの黄金》ヴォークリンデ役(東京・春・音楽祭)、《コジ・ファン・トゥッテ》フィオリディリージ役(兵庫県立芸術文化センター)、藤原歌劇団80周年記念公演《ラ・ボエーム》ムゼッタ役などに出演。2015年はNHKニューイヤーオペラコンサート、《メリー・ウィドウ》ハンナ役(東京芸術劇場)、《ワルキューレ》ゲルヒルデ役(東京・春・音楽祭)、《マクベス》マクベス夫人役(ひたち野外オペラ)、《仮面舞踏会》アメーリア役(藤原歌劇団)、東急ジルベスターコンサート等に出演しいずれも好評を博した。 2016年ー2017年はベートーヴェン《第九》(東京フィルハーモニー交響楽団)、《蝶々夫人》タイトルロール(東京芸術劇場シアターオペラ)、《ラインの黄金》ヴォークリンデ役(びわ湖ホール)、《神々の黄昏》ヴォークリンデ役(東京・春・音楽祭)、三枝成彰氏作曲による新作オペラ等に出演予定。 藤原歌劇団団員。シャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティスト。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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