東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2011-
ミュージアム・コンサート 波多野睦美(メゾ・ソプラノ) & つのだたかし(リュート)
~古きよきイギリスの歌
プログラム詳細
2011.3.30 [水] 14:00開演(13:15開場)
国立科学博物館 日本館講堂
■出演
メゾ・ソプラノ:波多野睦美
リュート:つのだたかし
■曲目
ジョン・ダウランドのリュートソング 1
甘い愛が呼んでいる

悲しみよ とどまれ
冷たいきみ ぼくの心を引きさいて
愛と運命に
イギリスのフォークソング
スカボロー・フェア

サリー・ガーデン

カッコー
ジョン・ダウランドのリュートソング 2
彼の金髪を

流れよ わが涙
彼女はいいわけできるのか
ジョン・ダウランドのリュート・ソロ曲
涙のパヴァーヌ
エリザベス女王のガリアード
ファンシー
ヘンリー・パーセルの歌曲
「美しい島」(歌劇《アーサー王》より)

「恋が甘いものなら」(歌劇《妖精の女王》より)
「エジンバラの街から遠く」(劇音楽《偽りの結婚》より)
「僕よりも幸せなものは」(歌劇《妻を支配すること》より)
孤独

【試聴について】

プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。
出演者
波多野睦美&つのだたかしリュートソング・デュオ
1990年にシェイクスピア時代のリュート伴奏歌曲でデュオとしての活動を始める。400年前のイギリスの歌の美しさと魅力をみずみずしい感覚で表現し、リュートソングの新たな可能性を開いた。その演奏は愛好家、評論家はもちろん、初めてリュートソングを聴く多くの人々をも魅了し、国内外で高く評価されている。栃木[蔵の街]音楽祭、都留音楽祭、福岡古楽音楽祭、清里音楽祭、仙台クラシックフェスティバル他、全国各地で多くのコンサートに出演。1998年からはイギリス、ドイツでも公演を重ね、イギリスのリンカーン、ケンブリッジ、ノッティンガム等のフェスティバルに招聘されて演奏。NHK-BS放送、NHK-FM、英BBC他に出演している。さまざまなレパートリーを記録したCD作品の多くが『レコード芸術』誌で特選盤に選ばれている。
公式サイト http://www.linkclub.or.jp/~dowland
メゾ・ソプラノ:波多野睦美 Mezzo Soprano: Mutsumi Hatano
英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。ルネサンス、バロックの歌曲及びバッハやヘンデルのオラトリオ等におけるソロの他、日英仏の近現代歌曲を含む柔軟なレパートリーを持ち、国内外で多くのコンサートや音楽祭に出演。モンテヴェルディの《オルフェーオ》《ポッペアの戴冠》、モーツァルトの《イドメネオ》等のオペラ出演でも、その深い表現力で注目を集めている。自らのレーベル「ソネット」からパーセルの歌曲集CD『ソリチュード』を発表。
©Yuriko Takagi
リュート:つのだたかし Lute: Takashi Tsunoda
ドイツ、ケルン音楽大学リュート科卒業。リュート、バロックギター等の古典撥弦楽器の独奏、歌曲の伴奏者としてヨーロッパ、日本で多くの公演を行なう。古楽器バンド「タブラトゥーラ」、遠い時代の祈りの音楽を演奏する「アンサンブル・エクレジア」主宰。古楽CDレーベル「パルドン」をプロデュースして、16〜17世紀の声楽曲を中心としたCDを多数発表している。
©Yuriko Takagi
主催:東京・春・音楽祭実行委員会 共催:国立科学博物館