PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2011-

ミュージアム・コンサート原田 節~不思議な楽器オンド・マルトノ

-本公演は中止となりました-

プログラム詳細

■日時・会場
2011.3.27 [日] 14:00開演(13:15開場)
国立科学博物館 日本館講堂

■出演
オンド・マルトノ:原田 節
ギター:尾尻雅弘

■曲目
フォーレ:《レクイエム》ニ短調 op.48より「慈愛深いイエスよ」
J.S.バッハ:フルート・ソナタ ハ長調 BWV1033 speaker.gif[試聴]
ロジャース&ハマースタイン:私のお気に入り
A.C.ジョビン:ウェイヴ speaker.gif[試聴]
R.ニャタリ:ショーロ
原田 節:
 マヌケはオレだ
 さあ、君はもう一人前だ
池辺晋一郎:熱伝導率[オンド・マルトノ・ソロ]
マスカーニ:
 歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より「間奏曲」(アヴェ・マリア)
プッチーニ:歌劇《トスカ》より「星は光りぬ」
レディオヘッド:ピラミッド・ソング
原田 節:私たちはみな太陽からやって来た賢人を知っています


【試聴について】
speaker.gif[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、
プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。


出演者

オンド・マルトノ:原田 節 Ondes Martenot: Takashi Harada 世界中のオーケストラとの共演やフェスティバルを飛び回る原田節は、慶應義塾大学卒業後、渡仏。パリ国立高等音楽院オンド・マルトノ科を首席で卒業。ジャンヌ・ロリオ女史のもとで研鑚を積んだ。現代音楽界での先進的な創作と共に、その活動は映画、テレビ、アニメ、そしてプレステ2までボーダレスで一つの定義には収まりきらない。オンド・マルトノの第一人者という評価にとどまらず、作曲家としての地位も確立しており、独自の哲学に裏打ちされた多様多彩な作品群を生み出している。
特にメシアン《トゥランガリラ交響曲》は、オンド・マルトノが登場する代表的な曲であり、この楽器を用いる曲としては最も演奏頻度が高い。メシアンの生誕100年の2008年は、ベルリン・ドイツ交響楽団、ソウル・フィルハーモニックオーケストラ、NHK交響楽団、九州交響楽団、PMFオーケストラリヨン国立歌劇場管弦楽団、ボストン交響楽団と共演。これまでに同曲の演奏回数は、20ヵ国、200回以上に及んでいる。出光音楽賞、横浜文化奨励賞、ミュージック・ペンクラブ賞等、受賞歴多数。

原田 節公式サイト http://mirabeau.cool.ne.jp/onde/

オンド・マルトノ:原田 節 Ondes Martenot: Takashi Harada

ギター:尾尻雅弘 Guitar: Masahiro Ojiri 東京生まれ。1981年、ジャズギターを学ぶため、米・バークリー音楽大学入学。在学中に700余名のギター生徒の中から最も優秀な一人に与えられるハリス・スタントン賞を受賞。卒業後、マンハッタン音楽学校でマヌエル・バルエコに師事。同じく在学中に第28回パリ国際ギターコンクールで第3位、1988年にアンドレス・セゴビア賞を受賞し卒業。全米各地や、メキシコ、イタリアで演奏会を行ない、好評を得る。1992年、日本フィルハーモニー交響楽団との《アランフェス協奏曲》で日本デビュー、以後、活動の拠点を日本に移し、朝日新聞文化財団助成公演に選ばれ、津田ホールで5回にわたる連続演奏会「尾尻雅弘ギターサイクル1994~1995」を開催。その後、ソロ、室内楽、編曲等、楽譜の出版も幅広く行なう。1993年より夫人の斎藤明子とのギター・デュオ活動を開始。これまでに、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、そして、俳優の林隆三、田村亮、ソプラノ・足立さつき、蒲原史子、塩田美奈子、ヴァイオリニスト・小林美恵、吉田恭子、チェリスト・長谷川陽子、ピアニスト・仲道祐子、ジャズ・フルート・小宅珠実らと共演。現代曲の演奏には定評があり、初演も多く手がける。1998年、テレビの人気番組『ウリナリ!!』に夫妻で出演し、キャイーンのウド鈴木のギターの先生を務める。2001年8月よりFM軽井沢でクラシック番組のパーソナリティーを務め、NHK-FM「名曲リサイタル」、NHK-BS「クラシック倶楽部」「i-style」等に出演。1997年より長野県軽井沢町に住み、多方面で活躍中。2003年11月、メキシコで行なわれたアメリカ大陸最大級のギター・フェスティバル(Guitar Foundation of America)に客演として招かれた。2007年5月、軽井沢・大賀ホールで20年振りの共演となるジャズ・ピアニスト小曽根真とデュオ・コンサートを行なう。2009年秋公開の映画『ヴィヨンの妻』では劇中のギターを担当。

尾尻雅弘公式サイト http://www.ojiri.com/

©前田和尚

ギター:尾尻雅弘 Guitar: Masahiro Ojiri

主催:東京・春・音楽祭実行委員会 共催:国立科学博物館

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