東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2011-
ミュージアム・コンサート久元祐子 (ピアノ) ~ショパンが愛したピアノ、プレイエルの響き
プログラム詳細
2011.3.26 [土] 14:00開演(13:15開場)
国立科学博物館 日本館講堂
■出演
ピアノ:久元祐子
■曲目
ショパン:
ワルツ 第9番 変イ長調 op.69-1《告別》 [試聴]
エチュード ホ長調 op.10-3《別れの曲》 [試聴]
エチュード ハ短調 op.10-12《革命》 [試聴]
J.C.バッハ:ピアノ・ソナタ ニ長調 op.5-2 [試聴]
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ 第6番 ニ長調 K.284《デュルニッツ》 [試聴]
ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 K.282 [試聴]
ショパン:
ノクターン 第20番 嬰ハ短調(遺作) [試聴]
ノクターン 第2番 変ホ長調 op.9-2 [試聴]
ポロネーズ 第6番 変イ長調 op.53《英雄》 [試聴]
【試聴について】
[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、
プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。
出演者
ピアノ:久元祐子 Piano: Yuko Hisamoto
東京藝術大学音楽学部器楽科(ピアノ専攻)を経て、同大学大学院修士課程を修了。
日本各地や海外でリサイタルを開催。近年では、ヴァルター、プレイエル、エラール等、歴史的楽器を用いたコンサートに数多く出演。当時の楽器の奏法や美学をも踏まえた新境地を確立しつつある。音楽を多面的に捉えることを目指して、レクチャー・リサイタルの公演にも取り組み、朝日新聞の天声人語でも紹介される。
2009年にリリースの『ハイドンとモーツァルト』(コジマ録音)は、毎日新聞CD選1位、「レコード芸術」推薦盤に選ばれる。その他にも『ショパンリサイタル』『ノスタルジア』『青春のモーツァルト』『ベートーヴェンピアノ・ソナタ『テレーゼ』『ワルトシュタイン』』等、多数のCDをリリース。
演奏経験をもとに著述にも取り組み『モーツァルトのピアノ音楽研究』(音楽之友社)、『作曲家別演奏法~シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン、ショパン~』(ショパン)、『モーツァルトはどう弾いたか』(丸善出版)等を刊行。共著に『作曲家ダイジェストショパン』(学研)、『ビジュアルで楽しむピアノの世界』(学研)等がある。
これまでに、小林研一郎指揮日本フィルハーモニー交響楽団、下野竜也指揮読売日本交響楽団、金聖響指揮東京フィルハーモニー交響楽団、飯森範親指揮神奈川フィルハーモニー交響楽団、延原武春指揮テレマン室内合奏団、ヘルベルト・ギーセンス指揮ラトヴィア国立交響楽団等と共演。ベルリン弦楽四重奏団、澤カルテットとの共演等、室内楽のコンサートにも多数出演。またNHK-FM「名曲リサイタル」、NHK「ラジオ深夜便」等の放送番組にも出演している。園田高弘賞、毎日21世紀賞等を受賞。
久元祐子公式サイト http://www.yuko-hisamoto.jp/
主催:東京・春・音楽祭実行委員会 共催:国立科学博物館