東京･春･音楽祭－東京のオペラの森2018－
東京春祭 for Kids音楽物語 《ぞうのババール》
～こどものころのおはなし
フランスの作曲家プーランクが、友人で絵本作家ブリュノフの絵本に音楽を付けたピアノとおはなしによる作品。
プログラム詳細
2018:04:07:11:00:00
2018.4.7 ［土］11:00開演（10:30開場）［約60分］
東京文化会館 小ホール
■出演
語り：別所哲也
ピアノ：三浦友理枝
構成：杪谷直仁
■朗読作品
ジャン・ド・ブリュノフ作／やがわすみこ訳：『ぞうのババール』
■曲目
シューマン： トロイメライ （《子どもの情景》 op.15 より）
[試聴]シベリウス：樅の木 （《５つの小品》 「樹木の組曲」 op.75 より）
[試聴]メシアン：鳩 （《前奏曲集》 より）
[試聴]チャイコフスキー：新しいお人形 （《子供のアルバム》 op.39 より）
[試聴]プーランク：音楽物語《ぞうのババール》
[試聴]【試聴について】
[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス･ミュージック･ライブラリー」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。ただし試聴音源の演奏は、「東京･春･音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。チケットについて チケットについて
■チケット料金（税込）
| 席種 | 全席自由 | |
|---|---|---|
| 子ども（3歳以上高校生以下） | 大人（保護者） | |
| 料金 | ¥1,500 | ¥2,600 |
※ 2歳以下のお子様のご入場、ならびに大人の方のみでのご来場はご遠慮いただいております。
先行発売：2017年11月12日（日）10:00 2017:11:12:10:00:00:2017:11:23:23:59:59
※ 先行発売はお電話では11月22日（水）18:00まで、インターネットでは11月23日（木・祝）23:59までの受付となっております。
一般発売：2017年11月26日（日）10:00
シューマン：トロイメライ
19世紀ドイツの作曲家ロベルト・シューマンが1838年に作曲した《子どもの情景》（全13曲）は、子どものための作品とはいえ、芸術的価値が高い。その第７曲「トロイメライ」は、非常にポピュラーな名曲。「トロイメライ」とは、ドイツ語で「夢見ること」といった意味である。
シベリウス：樅の木
フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスが1914年に作曲した《５つの小品》は、一般には「樹木の組曲」として知られ、フィンランドの風景に特有な５つの樹木を描いている。なかでも第５曲「樅の木」は特に有名で、シベリウスのこの木に対する思いがあふれ出すようなロマンティックな曲になっている。
メシアン：鳩
フランスの作曲家オリヴィエ・メシアンが1929年、21歳のときに作曲した《前奏曲集》（全８曲）は、ドビュッシーの影響が感じられるものの、メシアン独自の手法と優れた作曲感覚を予見させる小品群。その第１曲「鳩」は、鳩を描写した音楽というより、神の使者としての鳩を想起させる神秘的な音楽である。
チャイコフスキー：新しいお人形
ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーが1878年に作曲した《子供のアルバム》（全24曲）は、無垢で純粋な子どもの世界を描いたピアノ小品集。その第９曲「新しいお人形」は短い曲ながらも、新しいお人形を迎えた子どもの喜びを表している。
プーランク：《ぞうのババール》
フランスの作曲家フランシス・プーランクが1940～45年にかけて作曲した音楽物語《ぞうのババール》は、朗読とピアノのための作品。プーランクとも親交のあったフランスの絵本作家ジャン・ド・ブリュノフが1931年に発表した同名の絵本に曲を付けたものである。
お母さんを狩人に殺された子象のババールは、森を逃げ出して街に出る。そこで優しいおばあさんに出会い、大切に可愛がられて都会での生活を楽しむが、やがて故郷の森が恋しくなり、いとこたちが迎えに来たのをきっかけに森へ帰る決心をする。そして象たちの王様として迎えられる、という物語である。
プーランクの音楽は、ババールの気持ちや動きに寄り添うように、朗読の合間や背後で演奏される。単なる子ども向けの伴奏音楽ではなく、原作の作品世界を深く掘り下げてくれるような音楽になっている。
主催：東京･春･音楽祭実行委員会
※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる可能性がございますが、出演者･曲目変更による払い戻しは致しませんので、あらかじめご了承願います。
※チケット金額はすべて消費税込みの価格を表示しています。
※ネットオークションなどによるチケットの転売はお断りいたします。
（2018/04/06更新）