PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2010-

ミュージアム・コンサート「フランク・ブラングィン展」レクチャー & コンサート

西洋美術館設立の礎となった松方コレクション。蒐集のきっかけを与え、指南役だったのがブラングィンでした。研究員による絵画紹介を同時代のイギリスを生きたエルガーの音楽とともに。

プログラム詳細

2010:03:31:14:00:00

Photo: Satoshi Aoyagi
■日時
2010.
3/31(水) 11:00(10:30開場)
3/31(水) 14:00(13:30開場) [各回約40分]

■会場
国立西洋美術館 講堂

■出演
弦楽四重奏
  第1ヴァイオリン:加藤えりな
  第2ヴァイオリン:瀬﨑明日香
  ヴィオラ:鈴木康浩
  チェロ:金子鈴太郎

■講演
国立西洋美術館主任研究員 大屋美那

■曲目
エルガー:弦楽四重奏曲 ホ短調 op.83 speaker.gif[試聴]
曲目解説はこちら


【試聴について】
speaker.gif[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、
プログラム楽 曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏家は、「東京・春・音楽祭」の出演者とは異なります。


出演者

第1ヴァイオリン:加藤えりな Erina Kato 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業。同大学入学後、渡仏。パリ国立高等音楽院卒業。ヴィエニアフスキ国際コンクール(ジュニア)、シュポア国際コンクール、リピッツァ国際コンクール等で入賞・特別賞を受賞。欧州で多数の公演に出演。日本では、ラ・フォル・ジュルネ、軽井沢八月祭、NHK-FM名曲リサイタル等に出演。ソロ、室内楽、オーケストラ等で活躍し、本年1月サントリーホールでコンチェルトデビューを果たした。

第1ヴァイオリン:加藤えりな Erina Kato

第2ヴァイオリン:瀬﨑明日香 Asuka Sezaki 東京藝術大学を首席で卒業。文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリ国立高等音楽院大学院留学、研鑽を積む。トリエステ国際室内楽コンクール最高位、フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール優勝等、入賞歴多数。日本の主要管弦楽団やミュンヘン放送交響楽団、ブルターニュ管弦楽団等と共演。帰国後、各地でソロ、室内楽、オーケストラ共演等、活動を展開。CDはイザイ無伴奏ソナタ全曲やサンサーンス作品集を発表。

第2ヴァイオリン:瀬﨑明日香 Asuka Sezaki

ヴィオラ:鈴木康浩 Yasuhiro Suzuki 桐朋学園大学卒業。第12回宝塚ベガコンクール弦楽部門第1位。2001年よりドイツのカラヤンアカデミーで研鑽を積み、04年秋に帰国。ソリストとしてオーケストラとの共演やリサイタル、JTアンサンブルシリーズ、サイトウ・キネン・フェスティバル、宮崎国際音楽祭に参加する等、多方面で活躍中。現在、読売日本交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者。

ヴィオラ:鈴木康浩 Yasuhiro Suzuki

チェロ:金子鈴太郎 Rintaro Kaneko 桐朋学園ソリスト・ディプロマコースを経て、ハンガリー国立リスト音楽院に学ぶ。コンセール・マロニエ、国際ブラームス・コンクール、カルロ・ソリヴァ室内楽コンクール等、国内外の数々の国際コンクールで優勝・入賞を果たす。元・大阪シンフォニカー交響楽団特別首席チェロ奏者。いずみシンフォニエッタ大阪、長岡京室内アンサンブル、The Chamber Playersのメンバーとしても活躍中。

金子鈴太郎公式サイト http://rintaro.online.fr/

チェロ:金子鈴太郎 Rintaro Kaneko

■曲目解説

エルガー:弦楽四重奏曲 ホ短調 op.83
エドワード・ウィリアム・エルガー(1857-1934)はイギリスの作曲家。苦学の末、ほぼ独学で作曲を学んだ彼には、出世作となった《エニグマ(謎)変奏曲》や3曲の交響曲(第3番は未完)、そして第2の英国国歌として愛唱される《威風堂々》第1番などがある。この「弦楽四重奏曲 ホ短調」は唯一の弦楽四重奏曲で、1918年の作品。エルガー夫人は生前、この第2楽章を特に好んでいたという。


主催:東京・春・音楽祭実行委員会 協力:国立西洋美術館/読売新聞社

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