PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2009-

ハイブリッド・トロンボーン四重奏団

トロンボーン界の名プレイヤーにして、名教師・呉 信一とその愛弟子たちが結成した 《ハイブリッド・トロンボーン四重奏団》。抜群のアンサンブル、強固な師弟関係だからこそ生まれる一体感、これまでなかったトロンボーン四重奏団が登場。

プログラム詳細

2009:04:14:19:00:00

Photo:青柳 聡
■日時  2009/4/14(火) 19:00開演(18:30開場)

■会場  東京文化会館 小ホール

■出演  ハイブリッド・トロンボーン四重奏団
       呉 信一、岡本 哲、新田幹男、小西元司

■曲目  ハイドン:
      オラトリオ《天地創造》より「大いなる偉業が成し遂げられた」
     シャイト:コルネット・カンツォーナ(《音楽のたわむれ》より)
     フラッケンポール:トロンボーン四重奏曲
     グルチンスキー:4本のトロンボーンのためのパルティータ
     ネリベル:4本のトロンボーンのための6つの小品
     クーツィール:5つの即興曲 op.55
     プッチーニ(川上肇:編曲)
      歌劇《ジャンニ・スキッキ》より「わたしの好きなお父さん」
      歌劇《トゥーランドット》より「誰も寝てはならぬ」

     [アンコール]
     おかもとだいすけ:
      《フル・スイング》より「夢の続き〜そこにある夢」
     アーミテージ:Let's All Take It Easy! 
 

出演者

ハイブリッド・トロンボーン四重奏団 Hybrid Trombone Quartet 呉信一とその教え子の岡本哲、新田幹男、小西元司により、2002年に結成されたトロンボーン・カルテット。2003年3月に、いずみホール(大阪)での公演を行い、各方面から好評を博す。2008年8月には韓国済州島で開かれたアジアトロンボーンキャンプに招待され、コンサートとマスタークラスと行った。また同時期に開催された済州国際管楽祭にも出演し好評を博す。また、国内各地での公演の他、やNHK-FM放送などへの出演も行っている。息の合ったアンサンブルとあわせて、メンバー各自が第一奏者を受け持つことができる演奏技術の確かさも、高く評価されている。

ハイブリッド・トロンボーン四重奏団公式サイト http://web.mac.com/hontoni_tetsu2540

ハイブリッド・トロンボーン四重奏団 Hybrid Trombone Quartet

呉 信一 Shin-ichi Go 大阪音楽大学卒業後、大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。1975年西ドイツ、デットモルト国立音楽大学に留学。演奏は西ドイツ放送局WDRやNHKなどで放送。大阪文化祭奨励賞、本賞受賞。土橋康宏、福田日出彦の両氏に師事。大阪フィルハーモニー交響楽団首席トロンボーン奏者として、20年間にわたる演奏活動の後、サイトウ・キネン・オーケストラなどでの活動の他、室内楽やソロの分野でも幅広い演奏活動を行っている。現在、京都市立芸術大学教授、大阪音楽大学、相愛大学各講師。関西トロンボーン協会副会長、ジャパン・ブラス・コレクションのメンバー。

岡本 哲 Tetsu Okamoto 1971年兵庫県生まれ。1994年、相愛大学音楽学部卒業。1995年、同大学研究過程修了と同時に広島交響楽団に入団。同交響楽団とは、2002年、第217回定期演奏会で吉松隆のトロンボーン協奏曲「オリオンマシーン」(秋山和慶指揮)を共演するなど、度々ソリストとしても共演している。2005年より、京都市交響楽団首席トロンボーン奏者。1997年、第14回日本管打楽器コンクール第3位、2000年、第17回同コンクール第2位入賞。ジャパン・ブラスコレクション、 The real Brassメンバー。相愛大学、エリザベト音楽大学非常勤講師。これまでにトロンボーンを呉 信一氏、吉川武典氏に師事。

新田幹男 Mikio Nitta 17歳よりトロンボーンを始め、大阪音楽大学卒業。1994年にはシドニー・オペラハウスにて、ライヒャ作曲トロンボーン協奏曲第2番を演奏し好評を得た。卒業後、4年間のフリーランスとしての活動で経験を重ね、2000年より仙台フィルハーモニー管弦楽団第1奏者、2002年、読売日本交響楽団に移籍し、2007年1月より、NHK交響楽団首席トロンボーン奏者。これまでにトロンボーンを呉 信一、山本浩一郎、ニッツアン・ハロズに、室内楽をダニエル ドワイヨの各氏に師事。サイトウ・キネン・フェスティバル松本、水戸室内管弦楽団にも出演している。

小西元司 Motoji Konishi 京都市出身。大阪芸術大学演奏学科在学中よりフリーランスのバス・トロンボーン奏者として、オーケストラ及び室内楽で演奏活動を開始する。1999年より2002年まで、大阪センチュリー交響楽団にバス・トロンボーン奏者在籍。2002年4月より京都市交響楽団バス・トロンボーン奏者。ジャパン・ブラス・コレクション他のメンバー。大阪音楽大学、相愛大学、神戸山手女子高等学校音楽科各講師。これまでに磯貝富治男、呉 信一、伊藤 清の各氏に師事。

主催:東京・春・音楽祭実行委員会

ページの先頭へ戻る