東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2009-
小倉貴久子~「ピアノの歴史」レクチャー・コンサート
300年の歴史を4台のピアノでたどる、レクチャー・コンサート。18世紀初頭、フィレンツェで誕生したピアノ。また、ベートーヴェン、ショパン、リストにインスピレーションを与えた当時のピアノの響きはどんなものだったのでしょうか?
プログラム詳細
2009:04:11:14:00:00
Photo:青柳 聡
■日時 2009/4/11(土) 14:00開演(13:30開場)■会場 東京文化会館 小ホール
■出演 フォルテピアノ&ピアノ:小倉貴久子
■曲目 ジュスティーニ:チェンバロ・ディ・ ピアノ・エ・フォルテすなわち、いわゆる小さなハンマー付チェンバロのためのソナタ集 op.1 より 第3番 ヘ長調
モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」
(幻想曲風ソナタ)
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
リスト:《パガニーニによる超絶技巧練習曲集》 S.140より
「ラ・カンパネラ(鐘)」
リスト:愛の夢 第3番 変イ長調
ドビュッシー:喜びの島
※使用ピアノ...
クリストーフォリ/ヴァルター/エラール/スタインウェイ
[アンコール]
ラヴェル:《クープランの墓》より「メヌエット」
出演者
フォルテピアノ&ピアノ:小倉貴久子 Kikuko Ogura
東京藝術大学を経て同大学大学院ピアノ科修了。アムステルダム音楽院を、特別栄誉賞を得て首席卒業。1988年、第3回日本モーツァルト音楽コンクール・ピアノ部門で第1位を受賞。1993年、ブルージュ国際古楽コンクール・アンサンブル部門で第1位を受賞(トリオ・ファン・ベートーヴェン)。1995年には同コンクール、フォルテピアノ部門で第1位と聴衆賞を受賞。帰国後は、各回ごとにテーマを定めた室内楽演奏会「音楽の玉手箱」や「ベートーヴェンをめぐる女性たち」、「モーツァルトの生きた時代」などのユニークなコンサートシリーズを展開。これまでCDを13点リリース。「レコード芸術」誌で特選盤に選ばれるなどの評価を得ている。東京藝術大学、古楽科でフォルテピアノの非常勤講師を勤める。
小倉貴久子公式サイト http://www.h2.dion.ne.jp/~kikukohp/
主催:東京・春・音楽祭実行委員会