東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2009-
ミュージアム・コンサート 「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」 記念コンサート
17世紀ヨーロッパ絵画、門外不出の至宝が多数出展される「ルーヴル美術館展」。フェルメール、ルーベンスらの画家たちが生きた同時代のヨーロッパの音楽を、当時の復元楽器を使用して演奏いたします。
プログラム詳細
2009:04:03:15:00:00
2009/4/3(金) 15:00開演(14:30開場) [各回約60分]
■会場 国立西洋美術館 講堂
■出演 リコーダー:太田光子
ヴィオラ・ダ・ガンバ:坪田一子
リュート:金子 浩
チェンバロ:戸﨑廣乃
■曲目 ジローラモ・フレスコバルディ:
カンツォーナ第19番「カプリオーラ」
マラン・マレ:
ヴィオール曲集第2巻〜組曲ホ短調 ロンド
パッサカイユ
作者不詳:シチリアーナ
ミシェル・ランベール:楽しもう甘い安らぎを
ニコラ・ヴァレ:緑の菩提樹の下で
ヤコブ・ファン・エイク:最も美しい娘ダフネが
ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール:アルマンド
ジャン=アンリ・ングルベール:シャンボニエール氏のトンボー
ダリオ・カステッロ:ソナタ第5番
[アンコール]
アンドレア・ファルコニエーリ:メーロという名のブランド
出演者
リコーダー:太田光子 Mitsuko Ota
上野学園大学リコーダー専門卒業、リコーダーを山岡重治氏に師事。卒業に際し、第67回読売新人演奏会、第68回横浜新人演奏会他に出演、また皇居内桃華楽堂演奏会にて御前演奏を行う。
1997年イタリア、ミラノ市立音楽院に留学、リコーダーをペドロ・メメルスドルフ氏に、音楽理論をディエゴ・フラテッリ氏に師事し、中世、ルネサンス、バロック音楽の理論及び演奏の研究を深める。同時に在学中より演奏活動を行い、バルセロナ国際古楽祭、ミラノのMusica e Poesia a S.Maurizio、オランダのFestival oude muziek等、ヨーロッパの主要なフェスティバルに出演。2001年にディプロマを得て同校を卒業。
ブラビシモクラシカ2001コンクール優秀アーティスト賞受賞、2002年第16回古楽コンクール第1位受賞。現在日本各地及びヨーロッパ各地で活発な演奏活動を行っている。
レパートリーとしては中世音楽からバロック音楽、更に新しい試みを行っている。キングレコードよりソロアルバム『グリーンスリーブス〜笛の楽園』をリリース、電気事業連合会TV-CM曲、エバラ食品「韓国風鍋シリーズ」TV-CM曲となる。カール・ジェンキンス指揮アディエマスにソリストとして参加、青葉台東急スクエア春のキャンペーンモデル、作曲家横内丙午氏とのコラボレーションによる『ありがとう〜風弐楽章オリジナル音楽CD』リリース。TBSラジオ「大沢悠里の悠々ワイド」、「小堺一機のサタデー・ウィズ」等にゲスト出演、CS放送(スカパー)ベネッセチャンネル「実践!プロが教える実技教科・音楽」に講師として出演等、リコーダーの普及活動にも努めている。
1500〜1700年代イタリアに焦点を当てたチェンバロとのデュオ「イタリアバロック音楽の変遷」シリーズをチェンバロ奏者平井み帆氏と企画、毎回好評を博している。2007年CD『イタリアへの夢』をリリース、レコード芸術誌特選盤に選ばれる。
リコーダー・ソロ・プログラム「リコーダーの飛翔〜太田光子/リコーダー・ソロの世界」をヴェネツィア及び東京にて開催、また今年3月にはミラノのSerate musicali、10月には栃木[蔵の街]音楽祭に同プログラムで出演、好評を博す。
イタリアの古楽アンサンブル"Arcomelo"にソリストとして定期的に参加、これまでにイタリア各地をはじめ、スペイン、ドイツ等でのコンサートに出演。特にA.ヴィヴァルディ等リコーダー協奏曲における表現力と高度なテクニックにおいて高い評価を得ている。
リコーダーコンソートSWEET FLUTESメンバー。現在上野学園大学講師。
太田光子公式サイト http://homepage2.nifty.com/otamitsuko/
ヴィオラ・ダ・ガンバ:坪田一子 Ichiko Tsubota 国立音楽大学楽理学科卒業。在学中よりヴィオラ・ダ・ガンバを神戸愉樹美に師事。卒業後は「神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団」において研鑽を積む。「ザ・ロイヤル・コンソート」メンバー。上野学園中学高校非常勤講師。
リュート:金子 浩 Hiroshi Kaneko 桐朋学園大学古楽器科卒業。オランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学し、リュートを佐藤豊彦氏に師事。1996年同音楽院リュート科ソリストディプロマを得て卒業。1993年ブルージュ国際古楽コンクールに入選。オランダを中心にソロ・コンサート、またコンバティメント・コンソート・アムステルダムの通奏低音奏者として演奏会、レコーディングに参加する。帰国後、NHK-FMリサイタル、名曲リサイタルに出演。鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンによる演奏会やレコーディングに参加。また、コンバティメント・コンソートやゲヴァントハウス管弦楽団の日本公演ツアーに参加。キングレコードよりCD『ハートランド』をリリース。独奏、アンサンブル、通奏低音として活動している。上野学園大学演奏要員。洗足学園音楽大学非常勤講師。
チェンバロ:戸﨑廣乃 Hirono Tozaki
上野学園大学卒業。同大学専攻科修了。英国王立音楽大学にてソリスト・ディプロマを取得し卒業。在学中、チェンバロ最優秀賞及び数々の賞を得る。その後、ドイツ国立ケルン音楽大学にて最高栄誉賞付芸術家ディプロマを取得。2000年、国家演奏家資格を取得し活動の拠点を日本へ移す。チェンバロを渡邊順生、 R.ウーリー、K.ハウグサン、S.センペ、オルガンを廣野嗣雄、小林英之の各氏に師事。日本各地でのソロリサイタルに加え、御前演奏会(赤坂御所)出演。これまでにバッハ・コレギウム・ジャパン、チェコ・フィル八重奏団、プラハ室内管弦楽団、ロンドン室内管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、静岡交響楽団らと共演。ムジカ・パシフィカJPN主宰。2002年、ソロCD『アルマンド』をリリース。イギリス・ドイツ・ブルガリア等国内外において広く活躍。上野学園大学、名古屋芸術大学非常勤講師。
戸﨑廣乃公式サイト http://www.ongakuaobakai.com/hirono-top.htm
主催:東京・春・音楽祭実行委員会 協力:国立西洋美術館/日本テレビ放送網/読売新聞東京本社/学校法人上野学園