PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2009-

ミュージアム・コンサート 「生活と芸術 ― アーツ&クラフツ展」 記念コンサート
vol.3「日本〜柳 兼子(柳 宗悦・夫人)に捧げる」

日本の民芸運動の祖・柳 宗悦を公私ともに支えた、夫人の兼子は、現在の東京芸大で声楽を学び、ベルリンでもリサイタルを開催した日本を代表する歌手でした。兼子が積極的に日本にも紹介し歌ったマーラーの歌曲を集めて。

プログラム詳細

2009:04:01:14:00:00

Photo:青柳 聡
■日時  2009/4/1(水) 14:00開演(13:15開場) [約60分]

■会場  東京都美術館 講堂

■出演  メゾ・ソプラノ:小泉詠子
     メゾ・ソプラノ:坂上賀奈子
     ピアノ:千葉かほる    

■曲目  マーラー:
      《若き日の歌》より「春の朝」 「思い出」
      《子供の魔法の角笛》より
        「誰がこの歌を作ったのだろう」
        「美しいトランペットが鳴り響く所」
        「この世の生活」
        「原光」
        「ラインの伝説」
        「高い知性への賛美」
      《リュッケルトの詩による5つの歌》

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出演者

メゾ・ソプラノ:小泉詠子 Eiko Koizumi 東京藝術大学大学大学院(後期)博士課程に在学中。二期会オペラ研修所第51期マスタークラス修了、優秀賞及び奨励賞を受賞。2005年、芸大合唱定期のブルックナー「ミサ曲へ短調」「テ・デウム」のソリストオーディションに合格し、芸大フィルハーモニアと共演。その後、「第九」「メサイア」などでもソリストとして同オーケストラと共演。2006年、芸大吹奏楽定期ファリャ「三角帽子」メゾ・ソプラノ独唱、2007年11月、モーツァルト「レクイエム」にソリストとしてプラハ国立歌劇場管弦楽団と共演。オペラにおいては2005年、芸大オペラ定期モーツァルト《皇帝ティートの慈悲》にアンニオ役で本格的にデビューし、《フィガロの結婚》ケルビーノ役、《魔笛》童子役なども務める。2008年3月ビゼー《カルメン》題名役にてオーケストラ・アンサンブル金沢と共演。第76回日本音楽コンクール声楽部門(オペラ・アリア)第3位受賞。二期会会員。

メゾ・ソプラノ:小泉詠子 Eiko Koizumi

メゾ・ソプラノ:坂上賀奈子 Kanako Sakaue 埼玉県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業(在学中に安宅賞、卒業時に松田トシ賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞し、同会主催「新人演奏会」、読売新聞社主催「新人演奏会」に出演)。同大学院修士課程を経て、現在同大学院博士(後期)課程に在籍。第54回「芸大メサイア」アルトソロ、2005年芸大オペラ定期モーツァルト《皇帝ティートの慈悲》アンニオ役を務めるなど、オペラ、宗教曲のソリストとして学内外における多数の演奏会に出演。第53回全日本学生音楽コンクール高校の部第1位。2005年日本モーツァルトコンクール第2位。及び、同グランプリ大会にて優秀賞を受賞。平成18年度友愛ドイツ歌曲コンクール第3位。2008年、三菱地所賞を受賞。これまでに黒川潤子、北川裕、辻宥子、原田茂生、朝倉蒼生の各氏に師事。

メゾ・ソプラノ:坂上賀奈子 Kanako Sakaue

ピアノ:千葉かほる Kaoru Chiba 桐朋学園大学ピアノ科卒業。同大学声楽科伴奏研究員修了。文化庁在外派遣研修員として、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学へ留学。同大学大学院リート科を最優秀の成績で修了。日本及びベルギー、ドイツ、スペインにてコンサートに出演。 現在、東京藝術大学、青山学院女子短期大学各講師。桐朋学園芸術短期大学演奏助手。

ピアノ:千葉かほる Kaoru Chiba

主催:東京・春・音楽祭実行委員会/東京都美術館/朝日新聞社

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