東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2009-参加イベント
上野動物園〈子どものための絵本と音楽の会〉ババイの庭〜ペルシャじゅうたんとアラベスク〜
ひつじのババイ、砂漠の山にひとりぼっち
そこでババイじは、こつこつと庭をつくりはじめます。さて…
イラン系フランス人のマンダナ・サダトは、視覚からイマジネーションを広げる素敵な絵本をつくる作家です。
おだやかな色合いのなかに、ちいさなババイの強い意志。いったいどんな物語を織り上げるのでしょう。
ハープの響きとともに、絵本の世界を一緒に旅してみませんか?
プログラム詳細
3/28(土) 13:00開演 [各回約30分]
■会場 恩賜上野動物園 動物ホール
■出演 ハープ:斎藤 葉
お話/構成・台本:茂木淳子
■絵本 マンダナ・サダト:『ババイの庭』(日本未出版)
■対象 中学生まで、およびその保護者
■定員 各回100名
■料金 無料(事前申込制)
※動物園の入園料は必要です。(ただし、小学生以下及び都内在住、在学の中学生は無料)
お申込みについて
申込受付は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。
出演者
ハープ:斎藤 葉 Yo Saito
1983年東京芸術大学卒業。1985年同大学院修了。ローザンヌ音楽院に留学。
桑島すみれ、C.マテュー、吉野篤子、各氏に師事。また、L.ラスキーヌ、S.ミルドニアン等世界的なハーピストの指導を受ける。
1991年、日本ハープ・コンクール プロフェッショナル部門第2位。
ソロ、アンサンブル、オーケストラ、スタジオ録音など幅広い場での演奏活動を行う。
1987年から、カザルスホールなど東京で4回のリサイタルを自主開催。トータルな癒しの音空間を自らプロデュースし、シンセサイザーとの共演を交えた「響きのオアシス」シリーズを1998年に第1回(東京FMホール)、2004年に第2回(白寿ホール)と開催した。
クラシックジャンルでのオーソドクスな活動の傍ら、オカリナの宗次郎、ピアノの故・羽田健太郎との共演をはじめ、幅広いジャンルのスタジオ録音、LIVEなどで活躍し、ユニークで多彩な演奏のキャリアをもとに、様々な音楽の要素と感性を身につける。
1997年ごろより、我流の作曲作品を発表し、好評を博す。JASRAC準会員。
全作自作自演によるCDアルバム、1997年「Soft & Mild “Southern Cross”」、2002年「ハープが奏でる幻想のケルト・アイリッシュミュージック」(ユニバーサルミュージック)では、各種ハープによる多重録音を駆使した新境地を開拓。代表作品「時のない館」「天空の聖歌隊」はiTunes等ダウンロードサイトのロングセラーとなっている。
また約千二百年の眠りから甦った正倉院復元楽器の竪琴『箜篌』(くご)の収集および演奏に取り組み、2002年「東大寺大仏開眼1250年奉納演奏」などに於いてインパクトのある演奏とステージを披露した。自らのレーベル「イグレックレコード」より、2006年「箜篌KUGOまぼろしの和のハープ」を発表。小型ハープやエレクトリックハープの演奏も手がける。
ユニークで多彩な演奏のキャリアをもとに、親しみやすい切り口での、質の高いコンサートづくりを心掛け、ジャンルをとりはらった感覚の独自の道を追求し第一線で活躍する実力派として高い評価を得ている。
1997年、(社)日本青年会議所よりTOYP大賞受賞。
2008年より横浜みなとみらいホールにて、ハープの祭典的コンサートシリーズ「ハープの未来」を企画主宰、ハープ音楽の普及にも力を入れる。
日本ハープ協会理事。
斎藤 葉公式サイト http://www.yo-saito.com/
お話/構成・台本:茂木淳子 Junko Mogi
「音の台所」主宰。音楽と物語をテーマに、エデュケーション・プログラムの企画・制作や記録を行っている。音楽祭の制作などにたずさわったのち、フリーランスの編集者・ライターとして活動。2000年より、オーケストラを中心に音楽ワークショップにかかわる。
これまでに、東京のオペラの森 NOMORIイベント・ウィークの子どものための絵本と音楽の会「うたが みえる きこえるよ」と「くるみ割り人形—かたいくるみの話」(ともに国立国会図書館国際子ども図書館にて)で構成とお話を担当。
また、日本フィルハーモニー交響楽団のエデュケーション・フェスティバル in 杉並「わたしのアラビアン・ナイト」「春休みオーケストラ探検 ピーターと狼の巻」(杉並公会堂)に、企画構成やイラストでもたずさわる。
音の台所ホームページ http://homepage3.nifty.com/oto-kitchen/
主催:恩賜上野動物園 共催:東京・春・音楽祭実行委員会