PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2009-

ミュージアム・コンサート 東博でバッハ vol.2 向山佳絵子(チェロ)

1999年に開館した谷口吉生設計による法隆寺宝物館は、建築学会賞を受賞した名建築です。静謐の雰囲気の中、日本を代表する実力派、向山佳絵子によるバッハの響きをご堪能ください。

プログラム詳細

2009:03:18:19:00:00

Photo:大窪道治
■日時  2009/3/18(水) 19:00開演(18:30開場)

■会場  東京国立博物館 法隆寺宝物館エントランスホール

■出演  チェロ:向山佳絵子

■曲目  J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009
     カサド:無伴奏チェロ組曲
     J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010

     アンコール]
     J.S.バッハ:
      無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007より
        5.メヌエット Ⅰ/Ⅱ
      無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011より
        5.ガヴォット

出演者

チェロ:向山佳絵子 Kaeko Mukoyama 東京生まれ。松波恵子、堀江泰、レーヌ・フラショー、毛利伯郎の各氏に師事。1985年、第54回日本音楽コンクール第1位入賞。東京藝術大学を経て1990年、ドイツ・リューベック国立音楽大学に留学し、ダヴィド・ゲリンガスに師事。同年、第10回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第1位入賞。 1988年、第3回アリオン賞審査委員奨励賞受賞。1992年、第2回出光音楽賞受賞。 カザルスホールでの「向山佳絵子とチェロの世界」シリーズや、東京オペラシティでの連続リサイタル、各地の音楽祭への参加、JTアートホール室内楽シリーズのプランナー、ハレー・ストリング・カルテットの一員などとして活躍し、常に話題を集めている。 また、世界の一流演奏家との共演も数多くこなす一方、NHK交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、水戸室内管弦楽団など数多くのオーケストラとも共演している他、リサイタル、室内楽にと多彩な演奏活動を繰り広げている。1998年にはNHK-FMの人気番組「おしゃべりクラシック」のパーソナリティをつとめ、広い層からの支持を得た。その後もNHK-FMには度々出演、特番の司会や、生放送でリスナーのリクエストに応える等特に話題となった。最近では企画の公演が、BSクラシック倶楽部等テレビでも放送されている。 録音はソニーより『バッハ無伴奏チェロ組曲全曲』ほか5枚のCDが発売されており、収録曲はNHKスペシャルやドラマのテーマ曲、TVCM曲などに使用されている。そのほか、カメラータ・トウキョウから池辺晋一郎のチェロ協奏曲のCDも発売されている。 2006年まで東京藝術大学非常勤講師を務め、現在は武蔵野音楽大学非常勤講師として後進の指導を務める傍ら、日本を代表する実力派チェリストとして今後の活躍が大いに期待されている。

Photo:大野純一

チェロ:向山佳絵子 Kaeko Mukoyama

主催:東京・春・音楽祭実行委員会 共催:東京国立博物館

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