PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2013-

小曽根 真 with Gemstones Jazz Orchestra
~国立音大の精鋭ビッグバンドと贈るスペシャル・ステージ

ジャズ・ファンのみならず、クラシック・ファンからも人気のマルチ・アーティスト、小曽根真が、彼が教鞭をとる国立音楽大学でジャズを学ぶ学生たちとつくるエキサイティングでエネルギッシュなステージにご期待ください。

プログラム詳細

2013:04:06:15:30:00

© ヒダキトモコ
■日時・会場
2013.4.6 [土] 15:00開演(14:30開場) ⇒15:30開演(15:00開場)
水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ) ⇒東京文化会館 大ホール

■出演
ピアノ:小曽根 真
Gemstones Jazz Orchestra

■曲目
小曽根 真 Piano Solo
H.シルヴァー:Sister Sadie
B.ケイパー:Invitation
M.シャーウィン:A Nightingale Sang In Berkeley Square
F.チャーチル:Someday my prince will come"いつか王子様が"
P.デリヴェラ:Samba for Carmen
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー speaker.gif[試聴]
[アンコール]
ココナッツ・ミーティング

【試聴について】
speaker.gif[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、
プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。


出演者

ピアノ:小曽根 真 Makoto Ozone 1983年にバークリー音楽大学ジャズ作曲科・編曲科を首席で卒業。同年カーネギー・ホールにてリサイタルを開き、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム『OZONE』で全世界デビュー。2003年グラミー賞にノミネート。近年はクラシックにも取り組み、国内外のトップオーケストラと共演。10年、ショパン生誕200年を記念したアルバム▼続きを見る 『ロード・トゥ・ショパン』を発表し、同名の全国ツアーを成功させた。FM番組のパーソナリティーを務める他、TV番組のサウンドトラックや舞台音楽を手がける等、幅広く活躍。録音は多数あり、11年に東日本の復興を支援する『Live & Let Live - Love for Japan』を発表。12年には久々のジャズ・トリオを組み、国内ツアー及び『My Witch’s Blue』をリリース。またエリス・マルサリスとのデュオ『Pure Pleasure for The Piano』も、チャリティ・アルバム第2弾として同時リリース。読売演劇大賞最優秀スタッフ賞他、受賞多数。国立音楽大学教授。

公式サイト http://makotoozone.com/

©篠山紀信 ▲プロフィールを閉じる

ピアノ:小曽根 真 Makoto Ozone

ジェムストーンズ・ジャズ・オーケストラ Gemstones Jazz Orchestra 2010年、国立音楽大学ジャズ科開設に伴い結成されたビッグバンド。その名の通りジャズ界の「宝石の原石」(Gemstones)であるジャズ科の学生を中心にクラシック科の在学生と卒業生がメンバーとして加わっている。11年7月にはブルーノート東京にてデビューライブを行い、活気づく日本のビッグバンド界に新しい動きを誕生させた。小曽根 真を中心に、奥村 晶(Tp)、▼続きを見る 中川英二郎(Tb)、池田 篤(Sax)、神保 彰(Dr)等、現役のトッププレイヤーが指導にあたり、明日のスターたちを育成している。

公式サイト http://www.kunitachijazz.com/ ▲プロフィールを閉じる

■曲目解説

●ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
 「ラプソディ・イン・ブルー」は、ガーシュウィンが初めてシンフォニックなジャズというジャンルを開拓した作品である。「ジャズ王」ポール・ホワイトマン楽団のために作曲を依頼されたガーシュウィンは、ポピュラー音楽ではそれなりの成功を収めていたものの、クラシック音楽の書法には不慣れだった。そこでガーシュウィンが書いたピアノのスケッチを、組曲《大峡谷》でも知られる楽団専属の編曲者グローフェがピアノとジャズバンド用にオーケストレーションを施した。初演は1924年2月にガーシュウィンのピアノとホワイトマン楽団によって、ニューヨークのエオリアン・ホールで行われている。
 トリルと上行グリッサンドで始まる冒頭から、もはやお馴染みのブルーな主題旋律、ピアノの達人ガーシュウィンの本領が発揮されるカデンツァ風のピアノ独奏、また後半部冒頭に用いられたノスタルジックな美しいメロディ等、聴きどころ満載の1曲である。



主催:東京・春・音楽祭実行委員会 協力:国立音楽大学

ページの先頭へ戻る