PROGRAMプログラム

ヴァイオリン：甲斐史子　Violin：Fumiko Kai 桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学研究科修了。第3回江藤俊哉ヴァイオリンコンクール第1位入賞、現代音楽演奏コンクール”競楽Ⅴ”第1位入賞（Pf.大須賀かおりとのデュオROSCOとして）、第12回朝日現代音楽賞受賞、2003年度青山バロックザール賞受賞、ドイツ・ダルムシュタットにて、クラニヒシュタイナー賞受賞、アンサンブル・ノマドのメンバーとして第2回佐治敬三賞受賞。桐朋学園オーケストラ、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。オランダ「ガウデアムス」、ベネズエラ・フランス「フェスティバル・アテンポ」、イギリス「ハダースフィールド」、メキシコ「国際現代音楽祭」等、国内外の音楽祭に出演する他、2008年3月、一柳慧率いるアンサンブル・オリジンのメンバーとして、カーネギー・ホールにて演奏する等、数々の初演、録音も行っている。また、北京中央音楽学院、国家大劇場、上海音楽学院等、中国においても日中現代作品を中心にリサイタル公演、レクチャーを重ねている。2008年8月デュオROSCOとして、2枚目のCD『Racoondog』をリリース。これまでに、江藤俊哉、江藤アンジェラ、水野佐知香、室内楽を藤井一興の各氏に師事。桐朋学園大学及び短期大学嘱託演奏員。

チェロ：長谷部一郎　Cello：Ichiro Hasebe 1970年、名古屋生まれ。4歳からチェロを始める。1994年、名古屋大学経済学部経済学科卒業。1995年、桐朋学園大学ソリストディプロマコース修了。第64回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、併せて松下賞を受賞。1996年からサイトウ・キネン・フェスティバル松本に参加。2003年より新日本フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラー、2006年より東京都交響楽団員。
これまでに新日本フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、桐朋学園オーケストラと共演。倉田澄子、堤剛、山崎伸子、中島顕、P.ミュレール、M.ブルネロの各氏に師事。

公式ブログ　http://ichirocello.cocolog-nifty.com/blog/

おはなし：山田美也子　Teller：Miyako Yamada 音楽・美学を学ぶ日本人の母と中国国費留学生の父との間に、1951年、大阪府豊中市で生まれる。幼児期からバレエ・絵画・音楽等の芸術教育を受けて育ち、10歳でNHK大阪放送児童劇団に入団。ラジオやテレビドラマの子役として成長する。大阪音楽大学声楽科卒業。NHK「ステージ101」のヤング101メンバーとして、また、テレビ朝日「パンポロリン」のミコちゃんとして活躍。「げんこつ山のたぬきさん」「勇気ひとつを友にして」等がヒット。コロンビア・ゴールドディスク賞受賞。ひとりの母親となってからは、フジテレビ「おはようナイスデイ」やNHK教育「ETV8・文化ジャーナル」のキャスターとして、また、エッセイストとして活動の場を広げる。著書に『ちぢれっけの天使クン』（講談社）、『ふたたび「愛する」ということ』（晶文社）等。
近年は、国際的なイベントの司会や、シンポジウムのコーディーネーターを始め、オーケストラや室内楽コンサートのナビゲーターとしても活躍している。現在、NHK-FM「ベストオブクラシック・N響演奏会」「サンデークラシックワイド」のパーソナリティを務める。「世界報道写真家集団・マグナム」の英国人写真家の夫と、「広島/長崎・22人の被爆者証言」「東日本大震災とこどもたち」等を共同取材。LONDON/TOKYOを両軸にインターフェイスの情報発信を続けている。