お知らせ 2015/03/17
充実の「公式プログラム」を手に音楽祭を堪能しよう!
東京・春・音楽祭では、今年も豪華&多分野の執筆陣による書き下ろしエッセイ/公演解説が詰まった充実の公式プログラムを会場でご用意しております(今年は1冊500円でお求めいただいております)。
この一冊があれば、一か月にわたる東京春祭をよりいっそう有意義にお過ごしいただけること、間違いなし!です。
以下、ラインナップをご紹介いたします(掲載順/カッコ内は執筆者です)。
■再生芸術からライヴへ(黒崎政男 哲学者、東京女子大学教授)
■《ワルキューレ》~生成するライトモティーフ(広瀬大介 音楽学、音楽評論)
■ベルリオーズ《レクイエム》~巨大なる音響のモニュメント(森佳子 音楽学)
■春は上野に(倉本幸弘 森鴎外記念会常任理事)
■「にほんのうた」と丸山眞男(奥波一秀 日本女子大学講師)
■作曲をよすがに(太田峰夫 宮城学院女子大学)
■第一次世界大戦と作曲家たち(井上さつき 愛知県立芸術大学)
■《浄められた夜》~「錯乱したトリスタン!?」(沼野雄司 音楽学)
■"タンゴ第2の祖国"日本(本田健治 音楽プロデューサー)
■若きベートーヴェンの弦楽作品における試行(安田和信 音楽評論家)
■晩年の愛(舩木篤也 音楽評論家)
■シューベルトの望遠鏡~3大ソナタの宇宙(堀朋平 音楽学)
■無言歌集としての《24の前奏曲とフーガ》~声にできない声を携えて(中田朱美 音楽学)
■ショパン《24の前奏曲》~すべてが高い完成度を誇る、抒情的小品の傑作(伊熊よし子 音楽評論家)
■リヒテル・ファミリー(宮山幸久 キングインターナショナル・プロデューサー)
■伝統から未来へ~"ボロディン・クァルテット"ヒストリー(佐藤康則 音楽評論家)
■ヨハン・ペーター・ザロモンとは?(小宮正安 ヨーロッパ文化史研究家/横浜国立大学教育人間科学部准教授)
■スクリャービンをめぐる100年(岡田敦子 ピアニスト、東京音楽大学教授)
■テノール、ロバート・ディーン・スミスに寄せて(岸純信 オペラ研究家)
■メゾ・ソプラノの系譜(山崎浩太郎 演奏史譚)
■音楽の根源へのまなざし~レオシュ・ヤナーチェクのモラヴィア民謡研究(中村真 音楽学)
■20世紀ピアノ音楽の精華(笠羽映子 早稲田大学教授)
■弦楽四重奏団におけるチェロの重要性(中村孝義 大阪音楽大学教授、音楽学)
■《オーバード》~「女性の孤独」をテーマにしたバレエ音楽(永井玉藻 音楽学)
■音楽と数学(桜井進 サイエンスナビゲーター)
■きらきら星は「就活変奏曲」!?(野本由紀夫 玉川大学教授、音楽史・指揮)
■ラズモフスキー伯爵の四重奏団(飯尾洋一 音楽ジャーナリスト)
■チェロの誕生(懸田貴嗣 バロック・チェロ奏者)
■イタリア・オペラにおけるテノールとバリトンの二重唱(吉田光司 音楽評論家)
■武満 徹とラヴェル~異質から親密へのアンサンブル(楢崎洋子 武蔵野音楽大学教授)
■武満 徹とメシアン~音の粒と音の房(楢崎洋子 武蔵野音楽大学教授)
■バッハ室内楽作品の演奏・受容史(樋口隆一 国際音楽学会副会長、『新バッハ全集』校訂者)
■試験問題という場を借りて......(木幡一誠 音楽評論家)
■「印象主義音楽」の展覧会(板倉重雄 音楽評論)
■異郷への誘い(江藤光紀 音楽評論家、筑波大学准教授)
■大英博物館~大英帝国が集めた知の宝庫(須沢友香子 美術史家)
■古代ローマ帝国における異教の神の存在を語るモノ~ミトラス神像(須沢友香子 美術史家)
■グエルチーノの生涯と芸術(渡辺晋輔 国立西洋美術館主任研究員)
■木琴時代、再び(通崎睦美 木琴奏者)
■リヒテルについて(宮澤淳一 音楽評論家)
■スヴャトスラフ・リヒテル 年譜
■旅人~スヴャトスラフ・リヒテルの想い出(ミレーナ・ボッロメーオ リヒテル氏 パーソナル・マネージャー)
■シリーズ◎上野ものがたり 第1回 上野駅の歩み(丸田祥三 写真家)
公式プログラムにはこのほか、本公演・桜の街の音楽会・東京春祭 for Kids のスケジュールや出演アーティストのプロフィールを収録しております。