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東京・春・音楽祭 2017

アーティスト

御喜美江 (アコーディオン) 東京生まれ。4歳からアコーディオンに親しみ、16歳でドイツ・トロシンゲン市立音楽院へ単身留学。ハノーファー国立音大ピアノ科でベルンエルト・エーベルトに師事。1973・74年、クリンゲンタール国際アコーディオン・コンクール(ドイツ)青年の部で連続優勝を遂げる、ドイツを中心に活発な演奏活動を開始した。日本では77年に岩城宏之指揮・札幌交響楽団でデビュー。87年にサントリーホール、88年にカザルスホールのオープニングシリーズに▼続きを見る出演。これまでにNHK交響楽団(シャルル・デュトワ指揮)、サイトウ・キネン・オーケストラ(小澤征爾指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団等と共演。 自主企画リサイタル「御喜美江アコーディオン・ワークス」を1988年より開催し、その革新的なプログラムが常に注目を集めている。高橋悠治、吉松隆、細川俊夫など、現代を代表する作曲家達が御喜のために新曲を多数作曲し、その数は60作品を超えている。バロックから現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、クラシック・アコーディオンの世界的第一人者としての地位を確立している。 90年、ヴェストファーレン州政府芸術奨励賞(ドイツ)をアコーディオン奏者として初めて受賞。2014年、日本ミュージック・ペンクラブ音楽賞(室内楽・合唱部門)受賞。現在、フォルクヴァンク芸術大学(ドイツ)副学長、新疆音楽大学(中国)名誉教授。数多くの弟子が国際コンクール優勝者や音楽大学教官となり、世界中に優秀な音楽家を輩出している。 CDは「アコーディオン・シーン」(フォンテック)、「フランス・バロック集」「スカルラッティ・ソナタ集」「グリーグ:叙情小曲集」「S'IL VOUS PLAIT」(以上BIS/キング・インターナショナル)など国内外で25枚以上リリース。名盤として名高い「アコーディオン・バッハ」が、2016年春ナクソス・ジャパンより再発売され、大きな話題を呼んだ。▲プロフィールを閉じる

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