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東京・春・音楽祭 2017

アーティスト

加藤昌則 (ピアノ) 作曲家・ピアニスト。神奈川県出身。東京藝術大学作曲科を首席で卒業し、同大学大学院修了。 在学中より自作自演による活動を始め、コンクール等にも自演により入選、入賞の経験を持つ.作曲家としても、東京藝術大学打楽器アンサンブルコンサートの学生公募作品の代表として選ばれ初演された他、アジアミュージックフォーラム韓国公演に日本代表として参加など、実績を積む。活動は、その後海外にも向けられ、ロンドンの▼続きを見るセント・ジェームス教会(イギリス赤十字社主催)や、イタリアなどでも自作品によるコンサートを開き好評を得る。 これまでにNHK−FM「FMリサイタル」、「名曲リサイタル」などに出演、自作品を演奏し、放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼んだ。 2001年4月、デビューCD「SOLO」(アートユニオン/ART-3067)を発売。2002年10月には、同CDの収録曲の楽譜集も出版。 2003年1月、女声合唱組曲《5つのソネット》の楽譜を出版し、同年3月、ムジークフェライン・ブラームスザールにてウィーンデビューを果たした。 2005年6月、日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、《スロヴァキアン・ラプソディ~サクソフォンとオーケストラのための~》を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、好評を博した。同作品は、須川展也のアルバムにも収録され(金聖響指揮、東京交響楽団)、また09年3月ブラティスラヴァにても演奏され満場の喝采を浴びた。 2006年自身初のオペラ作品《ヤマタノオロチ》を発表、日経紙上などで絶賛される。神奈川フィルの定期演奏会で新作《刻の里標石》(ときのマイルストーン)を初演し、高い評価を受けた。(同作品は、2008年3月、東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演された) 2007年秋、「個典」を開催。 2009年4月、宮本益光作詞による合唱組曲《あしたのうた》が音楽之友社より出版された。 作品としては2012年「福島復興・復活オペラプロジェクト」作品《白虎》。(13年第11回佐川吉男音楽賞受賞。)2013年管弦楽曲《Legends in the Sky》、2014年連作歌曲《二本の木》(王子ホール委嘱作品)、2015年《地球をつつむ歌声》(2015年NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲(作詞:日野原重明))など、オペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評がある。村治佳織、山形由美、宮本益光、奥村愛など多くのソリストに楽曲提供をしており、共演ピアニストとしても評価が高い。いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。独自の視点、切り口で企画する公演や講座などのプロデュース力にも注目を集めている。2016年4月よりNHKーFM「鍵盤のつばさ」番組パーソナリティーを担当。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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