ARTISTアーティスト

東京・春・音楽祭 2016

アーティスト

吉川健一 (バリトン) 東京都出身。国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所プロフェッショナルコース第6期修了。日本クラシック音楽コンクール第2位(最高位)、トルトーナ国際音楽コンクール(イタリア)第3位、ラッコニージ国際音楽コンクール(イタリア)第3位各受賞。 大学院オペラ《フィガロの結婚》タイトルロールでオペラデビュー後、イタリアに留学。ヴィヴァルディ国立音楽院に学ぶ。世界的名バリトン、パオロ・コーニ氏の愛弟子として▼続きを見る研鑽を積みながら、《ラ・ボエーム》や《リゴレット》等、イタリア各地の歌劇場に出演。その他、宗教曲のソリストとしてもシャルパンティエ《テ・デウム》、カリッシミ《イェフテ》、シューベルト《ミサ曲》等のソリストとしてイタリア主要オーケストラと共演する他、ポルトガルへの演奏旅行など、数々の舞台経験を積む。帰国後、二期会公演実相時昭雄演出《魔笛》パパゲーノ役に抜擢され、成功を収めるのを皮切りに、同二期会公演《ジャンニ・スキッキ》マルコ、《天国と地獄》マルス、新国立劇場《オルフェオとエウリディーチェ》オルフェオ、《沈黙》通辞、《ピーター・グライムズ》ネッド・キーン、《蝶々夫人》ヤマドリ、鑑賞教室に於ける《夕鶴》運ず、日生劇場公演、《利口な女狐の物語》ハラシュタ、《夕鶴》運ず。東京オペラグループ公演《フィガロの結婚》フィガロ、《コジ・ファン・トゥッテ》グリエルモ、日本オペラ連盟《ポッペアの戴冠》オットーネ、新日本フィル《ジャンヌ・ダルク》、札幌交響楽団《ピーター・グライムズ》等の成功に貢献する。宗教曲ソリストとしてもマルティン・シュナイトやJ・Hロッチュ等の指揮者、在京オーケストラとも共演し、バッハ《ヨハネ受難曲》《ロ短調ミサ》、ヘンデル《メサイヤ》、モーツァルト《戴冠式ミサ》、フォーレ《レクイエム》、ラッター《子供の為のミサ曲》、ハイドン《パウケンミサ》《ネルソンミサ》、ベートーヴェン《第九》、ライヒャ《レクイエム》(日本初演)等の歌唱で評価が高い。また、平成20~21年度地域創造登録アーティストとして活動し、親しみやすいコンサートやワークショップを全国に展開する他、子供向けのコンサートにも積極的に参加し、ソニー・ミュージック・ファンデーション主催《Concert for kid's》や松井和彦作曲《イソップオペラ3部作》《泣いた赤鬼》等の公演成功に貢献している。若手バリトンとしてその活躍が注目されている。11年2月には東京二期会《サロメ》(P.コンヴィチュニー演出)に出演。朝岡 聡の《オペラは恋の処方箋 Vol.3》~何はなくともロッシーニ等でも絶賛を浴びた。2013年3月には、東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2013-《ファルスタッフ》に主演し好評を博した。二期会会員。▲プロフィールを閉じる

出演公演

ページの先頭へ戻る