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東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2016 -

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タラ・エロート (メゾ・ソプラノ) 豊かな声、幅広い声域とダイナミックな舞台での存在感によって、アイルランド出身のメゾ・ソプラノ、タラ・エロートは「真のライジング・スター(期待の星)」と評される。2011年バイエルン国立歌劇場において、わずか5日間の準備で臨んだベッリーニ《カプレーティとモンテッキ》ロメオ役が世界的な評価を得てからというもの、彼女の国際的な活動は広がりを見せている。以来、世界初演の舞台や合衆国でのオペラ・デビュー、数え切れないほど多くの▼続きを見るロール・デビューを歌い、2度の北米ツアーを成功させている。 エロートの2015/16シーズンは、デビューとリサイタルに彩られている。15年夏は、アイルランド国立交響楽団との初のソロ・オペラ・ガラコンサートに始まり、続いてバイエルン国立歌劇場でのモーツァルト《魔笛》、ヤナーチェク《マクロプロス事件》、R.シュトラウス《無口な女》、新演出のポウル・ルーザス《セルマ・ジェコヴァ》キャシー及びブレンダ役ロール・デビューに出演した。9月中旬には、全島を挙げての重要な文化イベントである「アイルランド・カルチャー・ナイト」に11人の名誉大使の一人として参加し、ダブリンのミーティング・ハウス・スクエアにあるRTÉアリーナで歌った。9月から翌5月にかけては、キリル・ペトレンコが音楽監督を務めるバイエルン国立歌劇場での5つのプロダクションに登場。チェコの作曲家ミロスラフ・スルンカの《南極》(委嘱作品・世界初演)のキャサリーン・スコット役を務める他、《セビリアの理髪師》《コジ・ファン・トゥッテ》《ヘンゼルとグレーテル》《マクロプロス事件》に出演した。リサイタルの分野では、15年秋にアイルランド、英国、アメリカ合衆国においてツアーを積極的に行なう。ダブリンの国立コンサート・ホールでのリサイタル、評判の高い「ミュージック・フォー・ゴールウェイ」のシリーズ及びウェックスフォード音楽祭のリサイタル(数年にわたるプロジェクトの第一弾)へのデビュー、そしてロンドンのウィグモア・ホール、ボストン・セレブリティ・シリーズへのシリーズ・デビュー、カーネギー・ホールのワイル・リサイタル・ホールでのリサイタル等が控えている。16年6月には、バイエルン国立歌劇場の《フィガロの結婚》スザンナ役でロール・デビューの予定。 これまでに、ワシントン・ナショナル・オペラの《チェネレントラ》アンジェリーナ役でアメリカ合衆国におけるオペラ・デビューを果たし、R.シュトラウス《無口な女》カルロッタ役のロール・デビュー、ヤナーチェク《マクロプロス事件》クリスティーナ、モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》デスピーナ、《こうもり》オルロフスキー公爵、《フィガロの結婚》ケルビーノ、そしてバイエルン国立歌劇場で《ヘンゼルとグレーテル》ヘンゼル等に出演している。また、ハンブルク国立歌劇場ではロッシーニ《セビリアの理髪師》ロジーナ、《チェネレントラ》アンジェリーナ、アン・デア・ウィーン劇場でI.ベル《娼婦の成り行き》(世界初演)キティー役を務め、グラインドボーン音楽祭とBBCプロムスでは《ばらの騎士》オクタヴィアンのロール・デビューを飾った。ウィーン国立歌劇場では《セビリアの理髪師》ロジーナ、及び新演出の《チェネレントラ》初演を務め、「フランクフルター・アルゲマイネ」紙から「ベルカントの新女王」との称賛を受けた。エロートの才能を評価しているのは、聴衆と論評だけではない。13年春には、芸術への優れた貢献によりバイエルン州政府から権威ある「プロ・メリティス・スキエンティアエ・エト・リテラールム」賞が授与された。音楽家としては5人目の受賞で、2000年から毎年行なわれている選考において最年少の受賞者である。10年3月にはダブリンの国立コンサート・ホールから「ライジング・スター」賞が授与された。その他、08年にはヤクブ・プスティナ国際声楽コンクール(チェコ)で第1位及びジュジャール・ナト・サーザヴォウ聴衆賞に輝く。同年、ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ国際声楽コンクール(ウィーン)にてヒューストン・グランド・オペラ賞及びワシントン・ナショナル・オペラ賞を受賞、07年にはアイルランドの最優秀歌手に贈られるデルモット・トロイ賞を受賞した。 アイルランドのダンダルクに生まれたタラ・エロートは、ダブリンにあるアイルランド王立音楽院で、ロイヤル・オペラの名ソプラノ、ヴェロニカ・ダンに師事、同音楽院を卒業後も研鑽を積んでいる。08年よりミュンヘンのバイエルン国立歌劇場オペラ・スタジオのメンバー。リートとオペラのレパートリーを広げるべく、著名なドイツ人メゾ・ソプラノ、ブリギッテ・ファスベンダーのもとでも学んでいる。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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